その2(天然記念物・塩竈ザクラなど)  その1へ戻る
表参道の長い階段と違い、裏参道側は車で登れます。
社務所前の敷地は公園状に良く整備され、四季折々市民を始め観光客の目を楽しませてくれる。
この日も、八重の塩竈桜やハナミズキなどが咲き、花の下では花見を楽しんでいた。茶屋があり「三色だんご」が名物。
愛想の無いおばぁさんが、「だんご」の担当ですが、美味しさに免じて許すことに…。
社務所から、同じ敷地内に有る「志波彦神社」を右手に見て進むと、裏参道の山門が見えてくる。
本堂の入口近くに、天然記念物の塩竈神社の塩竈ザクラが咲いています。この桜(注)は古くからこの神社にあり、第73代堀内天皇(1086-1107)の歌に『あけくれにさぞな愛で見む塩竈の 桜の本に海人のかくれや』と歌われています。
(注)昭和15年に天然記念物に指定されるも原木は枯れ、今のは、昭和62年に再度天然記念物に指定されたもの。
なお境内にも相当数植栽されています。
この桜の花の特徴は、めしべが変化し2・3枚の青い葉となり、花軸が短く、花弁は35から50枚位で縦皺があり、先端が2〜5の凹の鋸歯状になっています。例年、5月初旬が見頃です。
                              写真はH15.5.4(一部神社の写真は、H15/3撮影)
    

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