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◆『日本近代詩発祥の地』 …若菜集の大半は仙台の下宿で書き上げ、日本における近代詩の発祥の地となる | ||
島崎藤村(1872-1943) 馬籠宿(旧・長野県、現・岐阜県)に生まれる。 『まだあげそめし前髪の…』(初恋)で有名。 ←生家。 →詩のモデル:おゆうさんの家・大黒屋は隣 |
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20歳の時に明治女学校高等科英語科教師と なり翌年、教え子との”初恋”に破れる。 身辺に不幸が続き、傷心の思いで来仙。 1896年(明治29年)、東北学院教師となるが、 たった1年で辞す。 下宿・三浦屋で詩の創作 活動に励む。 JR仙台駅・東口の駅前広場、交番から北に 進む小路が「初恋通り」と名付けられ、更に、 その奥に藤村広場が整備されている。 |
場所:仙台市宮城野区榴岡2 Map アクセス:JR仙台駅・東口、駅前広場の交番 脇から直ぐ |
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初恋通りの突き当たりに、塩釜神社があり 境内に関連する記念碑などが有ります。 初恋成就のご利益が! 鳥居の前を進むと、藤村広場に出ます。 ↓藤村広場 場所:仙台市宮城野区名掛丁(なかけちょう) Map ※仙台駅の西口にも名掛丁の商店街が有りま ますが、ここは、東口の方です |
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藤村広場と、日本近代詩発祥の地の碑。 広場には、若菜集の表紙の蝶々がレンガで 画かれています。 下宿屋の二階の部屋で、若菜集の大部分 を書いています。 まだあげ初めし前髪の 林檎のもとに見えしとき 前にさしたる花櫛の 花ある君と思いけり 初恋の詩も、若菜集にあります。 |
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(藤村広場関係 2011.4.29撮影) |