◆ 1 雄島              ◆ 2 観瀾亭
 ◆ 3 五大堂・福浦島       ◆ 4 瑞巌寺
◆ 4 瑞巌寺
国道45号線の土産店などの並ぶ町中から一歩入ると喧騒が嘘の様に消え、うっそうとした杉並木の参道です。
参道の右手には、昔、僧が修行した石窟があります。 いよいよ、「中門」に到着です。
中門をくぐると、左右に『臥牛梅』が迎えてくれる。これは、1593年伊達政宗が朝鮮から持ち帰り1609年に手植えされたもの。
八重咲きで手前が白、門の右手に紅梅があります。
右上の写真の杉の木の上にこんな丸い塊がある。これは、『松島セッコク』
です。以前は湾内各地の岩場・樹木に着生していたが乱獲により、ほぼ
全滅した。この木にわずかに生き残っています。
今は、バイオ技術により園芸用に復活している。
御成玄関の火頭窓(かとうまど)と、本殿・方丈。 
 正面39m、奥行き25m。1609年、伊達政宗の手により、再建。熊野から材料を取り寄せ、京都・根来の大工衆が
技を競った入母屋造の本堂(方丈)。上は、正面入口。欄間の彫刻が美しい。  当然、堂内撮影禁止なので、載せ
られませんが芭蕉が「金壁荘厳光を輝かし」と言った障壁画(修復・復元)が見事である。 
 瑞巌寺は828年開かれ、その後繁栄・衰退を経て政宗による再建後、1636年、名僧雲居禅師の努力により名実
とも奥州に冠する寺となり、周囲に30以上の寺街が形成された。
左は、国宝の廊下。同じく右の写真は、国宝の庫裡。巨大さと、白壁と木組みのコントラストの美しさが他の追随を許さない。

■三聖堂
 瑞巌寺から少しJR松島海岸駅の方に歩くと三聖堂が有ります。
松島は、夫婦都市を結んでいる秋田県象潟(日本海側の『西の松島』と称されたところです)の娘・タニ(後の紅蓮尼)と松島の青年
小太郎との悲恋の物語のゆかりの地でもあり二人の碑も有ります。  ※関連記事 奥の細道・象潟
                

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