日 本 三 景 ・ 松 島 Matsushima, one of the three noted scenic spots in Japan. | |
■ 松島湾内の遊覧 湾内の島巡りと、奥松島嵯峨渓 ■ ぶらり散策 日本三景・松島 雄島・観瀾亭・五大堂・福浦島・瑞巌寺・三聖堂 ◆ 松島・瑞巌寺 西国三十三観音巡拝所 ◆四季の景観 ■ 西行戻しの松公園の桜 Spring ■ 松島灯籠流し花火大会 Fire work ■ 松島 秋 fall ■ 松島紅葉ライトアップ Fall ■ 雪の松島&牡蠣祭り Winter ■ 五大堂・日吉山王神社・三聖堂『33年御開帳』2006 ■ 奥松島・嵯峨渓 【お断り】 上のそれぞれの「松島の頁」は、UPしたときの目的等により 編集しており、一貫性は有りません。 また、写真&解説には重複しているものもあります。ご了承下さい。 |
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五大堂 Godaido(クリックで大画面) | |
日本三景・松島は松尾芭蕉が「日本第一の景観」と絶賛したところです。松島湾内に浮かぶ「八百八島」(実際は260余) の島々が四季折々に美しく皆さんを迎えてくれます。 また、海岸通には、歴史的な遺産であるところの国宝瑞巌寺など の建造物も有ります。 【アクセス】 JR東北本線「松島駅」より以北の方は、当駅下車。ただし、松島海岸とはかなり離れています。 同上、以南の方は仙台駅でJR仙石線に乗り換え、「松島海岸駅」下車。目の前に中央公園が広がり、直ぐ散策が楽しめます。 また、仙台から乗車後「本塩釜駅」で下車し、駅から五分ほど歩いた観光桟橋から観光船に乗り松島に向かうことも出来ます。 【湾内の島巡り】 1.『松島 島巡り観光船』…50分で湾内の主な島々を巡ります。毎時00分発、1200円(H16.2現在)がお手頃。 2.その他、奥松島と言われる外洋に出るコースや、モーターボートによる島巡りなど有ります。 3.松島←→塩釜(上のアクセスに記載)間の観光船もあります。 【海岸通の見所】 ◆西行戻りの松 松島海岸駅を出て、右手のガードをくぐり1Km程、歩くと西行法師が老翁と問答し、無学を恥じて戻ったと伝えられる松がある高台に出ます。 ここからは、湾内を一望出来ます。 ◆雄島(おじま) 松島海岸駅を出て、右手の水族館の脇を通り海岸線を進んでいくと赤い橋「渡月橋」の掛かった雄島に出ます。芭蕉が塩釜から到着した島です。 昔、僧侶の修行の場で島内には芭蕉・曾良の句碑や、南端には古碑の「頼賢の碑」(国重文)が有ります。 ◆観瀾亭(かんらんてい) 雄島から、また海岸線の遊歩道を戻り駅前の公園を進んでいくと、観瀾亭があります。政宗が豊臣秀吉より拝領した伏見桃山城の茶室で、仙台 藩二代目藩主忠宗が、ここ月見崎に移築したもの。湾内を眺めながら抹茶を頂くことが出来ます。隣に松島博物館があります。 ◆五大堂(ごだいどう)…上の写真(クリックすると大きな写真を見ることが出来ます) 観瀾亭から、観光桟橋のある広場をさらに進むと右手に五大堂(国重文)がある小島があり、透かし橋を渡ると松島のシンボルに到達です。 現在の五大堂は政宗の建立ですが、古くは坂上田村麻呂が東征の折、毘沙門堂を建て、その後、慈覚大師が五大明王を安置したものです。 ◆福浦島(ふくうらじま) 五大堂から更に海岸線を進むと長さ252mの赤い橋、福浦橋(有料)に出ます。自然の植物園で、1kmの散策路が整備されています。 ◆瑞巌寺(ずいがんじ) 五大堂から、少し戻りお土産屋さんが立ち並ぶ国道45号線を横切ると、瑞巌寺の山門に出ます。828年に慈覚大師が開基したと伝えられる。 現在のものは伊達政宗が慶長14年(1609)に完成したもの。内部は華麗な桃山式建築。 青葉城(仙台城)に万一有った場合、城の代替として使え るような作りになっている。本堂と隣接する庫裡は国宝、御成門、障壁絵は国の重文。 ◆円通院(えんつういん) 瑞巌寺から西に100mほどに円通院が有ります。2代目藩主忠宗の二男光宗の菩提寺。江戸城内で19才の若さで死亡、毒殺説もある。 院内の奥に霊屋・三慧殿があり、厨子に光宗像を安置。慶長使節としてローマに赴いた支倉常長(注)が持ち帰ったという紅いバラなどの洋風文 様が描かれている。別名「薔薇寺」、小さな薔薇の庭園があります。 (注) 別項、 石巻市/サンファンバウティスタ を参照下さい。 ◆天麟院(てんりんいん) 更に西に進むと、政宗の長女「五六八姫(いろはひめ)」が晩年を過ごしたところで霊屋がある天麟院に出ます。 |
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